より普遍的なよい音楽と考えられているものは何なのかがわかるし、これから何を聴くかの参考にもなる。イギリスで最も有名なものが、音楽メディア「NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)」が発表した「The 500 Greatest Albums of All Time」である。52位の「リメイン・イン・ライト(トーキング・ヘッズ)」への評論について、次のように述べている。『本作は、明瞭な保守反動性につらぬかれていた。ロック好きでいろいろ聴いてきたつもりだが、自分の趣味趣向にそった直感や思いつきで聴く音楽を選んできたので、他にも聞くべきすばらしいロックがあるんじゃないだろうかという意識は常にあった。従って、両方の雑誌で評価の高いものが上位にくるが(普遍的、音楽史的によいもの)、指向性の異なる両雑誌間で評価が分かれるものや売れたけれど評論家の評価が低いものはランクに入ってこない(趣味性、大衆性が高いもの)、という性格を持ったランキングとなっている。だれも歌詞を聴けないのだろうか?英語圏においては、僕はそんな人、ひとりも見たことないのだが。』このアルバムは日本の玄人筋では非常に評価が高い。「他
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